日本 ＜野田首相＞一川・山岡氏の続投明言

張立德

＜野田首相＞一川・山岡氏の続投明言…年明け国会、五里霧中
毎日新聞 12月9日(金)21時39分配信

　野田佳彦首相は９日、臨時国会閉会を受けて首相官邸で記者会見し、同日の参院本会議で可決された一川保夫防衛相と山岡賢次国家公安委員長兼消費者担当相の問責決議について「それぞれの担当分野で懸案事項が山積している。襟を正して職務遂行に全力をあげてもらいたい」と両氏を続投させることを明言した。両氏を辞任させたとしても、自民、公明両党が消費税の増税へ向けた与野党協議に応じる保証はない。このまま来年１月召集の通常国会まで続投させれば、冒頭から与野党対立で紛糾するのは必至。「消費増税」が主要議題となる年明け国会の行方は五里霧中だ。

　◇消費増税、紛糾必至

　「不退転の決意だ」

　首相は記者会見で「税と社会保障の一体改革」について、年内をめどに政府・与党の「素案」をまとめたうえで、野党と協議して「大綱」をつくり、来年３月までに消費増税法案を提出する決意を改めて強調した。

　超高齢化社会の社会保障財源の確保、そして財政危機の回避。消費増税の必要性を説いた首相は「どの内閣においても先送りのできない、待ったなしの状況だ」と呼びかけた。しかし、消費増税への理解を国民に求める前提となる国会議員定数や国家公務員給与の削減など「身を切る」政策を先送りした責任は首相にもある。

　首相は国家公務員給与臨時特例法案や郵政改革法案の審議が通常国会へ持ち越されたことについて「忸怩（じくじ）たる思いが残る。国会閉会後も各党会派との協議を続けて年内に合意を形成したい」と表明。「来年の通常国会で審議し、できるかぎり早期に成立を期したい」との決意も披露したが、問責を受けた２閣僚の辞任拒否に反発する野党側と協議を進められる道筋は見えない。

　沖縄の強い反発を浴びた一川氏の続投は米軍普天間飛行場の移設問題にも重くのしかかる。首相は沖縄県への環境影響評価書提出について「年内に提出する準備を進めるのも一川さんの職責の一つ」と述べたが、一川氏が担当したまま提出に踏み切れば、問題の解決を一層難しくするとみられている。

　首相は問責可決について「大変残念だが厳粛に受け止めなければならない」と語ったが、首相の今後の選択肢は（１）通常国会までに両氏を辞任させる（２）通常国会までに内閣改造を行って両氏を交代させる（３）両氏続投のまま正面突破を図る－－などに限られる。消費増税路線への反発が広がる民主党内に対し、年明けの内閣改造を示唆することで首相の求心力につなげる思惑も指摘される。【高塚保】

張立德

日本參議院日前通過對一川保夫防衛相與山岡賢次國家公安委員長兼消費者擋當相的問責決議案，但野田日相明言他們將會留任。
一川防衛相在一次會議的答覆聲言不知道沖繩的美軍強姦事件以及防衛省有官員發言不適切，就被自民黨為首的在野黨提出問責決議案。

自民黨拿一些小事來搞大，希望衝擊野田政府的聲望。但議會當然是數人頭的遊戲，選舉的時候選民就會決定這個政黨是否會獲得支持。
但一川防衛相的兩個問題，當然沖繩美軍的強姦事件是重要，但野黨拿來當問責決議的理由是非常牽強。